大地の恵み大谷石。石材のクリエィテブチームが制作、創作する内装材、外装材をあなたへ・・・
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大谷石の外壁への使用の歴史について

大谷石地下採掘場跡は夏の観光に人気です大谷石は古くは6〜7世紀の古墳の石室にも利用されていました。大谷石は緑色擬灰岩で栃木県宇都宮市北西部の大谷町一帯で採掘された石材です。大谷石は火山が噴火してできた火山灰や砂が海水中に沈殿して固まってできたものです。大谷石の特徴は、耐火性に優れていること、石の重量が軽い、石質がやわらかいため加工が容易、ということが挙げられます。最近、大谷石は、住宅やお店の外壁や内装にも使用されており、温かみのある部屋を作りだしています。大谷石の採掘場を見学することも可能となっています。大谷資料館の大谷石地下採掘場跡は、1919年から1986年まで70年かけて大谷石を掘り出してできた巨大な地下空間です。広さは2万平方メートルで野球場一つ入ってしまうほどの大きさとなっています。坑内の平均気温は8℃前後でまるで地下の大きな冷蔵庫のようです。夏の旅行には最適な人気の観光地となっています。

大谷石の歴史はコンクリートとの切磋琢磨大谷石は外壁のコンクリートブロックとも密接に関係しています。コンクリートブロックが日本に導入されたのは明治の中期で大正になると研究が盛んになり、使用されるようになりました。ところが、大正12年の関東大震災の際、間仕切りが倒れ高いビルから落下して問題となったのです。そこで、震災後耐火建築材料として脚光を浴びたのが大谷石です。そのころから外壁で使用され始め、値段も需要も上昇していきました。しかし、第2次世界大戦後の都市復興のために資材の調達難からコンクリートブロックが見直されることになりました。大谷石の外壁も昭和初期になると機械化により人件費が圧縮され昭和30年代の2.6倍の使用量となりました。その後、高度成長期には再びコンクリートブロックの外壁が好調となりました。このように大谷石とコンクリートブロックはお互いに切磋琢磨して流行を作り出していきました。今現在、大谷石は外壁だけではなく、建物などに使われる一種のステータスシンボルとなっています。